事業内容

1 パイオニア・アドバンスト・プレイスメント(P-AP)プログラムの創設と
二重(デュアル)単位の付与

大学入学後だけではなく,入学前の時期も含めて幅広い分野の基礎を学ぶために,附属高校の正規科目「フリーサブジェクト」において,愛媛大学の大学生とともに共通教育科目を受講します。大学生に匹敵する学修成果をあげた場合には,入学後に大学の正規の単位として認定する制度の創設(二重(デュアル)単位の付与)し,単位を取得した学生は,一般の学生よりもより幅広い分野の教養科目履修が可能となります。
また,意欲と能力の高い高校生向けに数学と英語のパイオニア・アドバンスト・プレイスメント(P-AP)プログラムを開発します。

2 ルーブリック評価による「課題研究」の高度化と入試への活用

附属高校の「課題研究」では,大学教員から直接指導を受け,課題発見・解決能力を伸ばし,大学進学へのモチベーション,「地域を担う意欲」を高めます。
「課題研究」で培われた「確かな学力」の測定のため「愛大学生コンピテンシー」の各項目(情意領域を含む)に対応したルーブリックを新規に開発します。

3 高大で一貫して汎用的能力を育てるICT教材の開発

高校から大学への教育の一貫性を高め,汎用的能力を育成するために,愛媛大学で初年次の基礎教育科目として既に開設されている「日本語リテラシー入門」や「情報リテラシー」を参考にしながらICT教材を新たに開発します。
附属高校においてタブレット端末を用いた教育手法を導入し,課題提示やレポート提出では学習支援ツール(Moodle)等を活用して教育の高度化を図ります。

4 教学IRデータの往還

教学IRによって,データに裏付けされた信頼性の高い,接続教育の効果を測定・実証することによって,汎用性の高い高大接続教育プログラムを研究・開発し,高大接続教育を推進します。

(参考)用語解説

ルーブリック
米国で開発された学修評価の基準の作成方法であり,評価水準である「尺度」と,尺度を満たした場合の「特徴の記述」で構成。記述により達成水準等が明確化されることにより,他の手段では困難な,パフォーマンス等の定性的な評価に向くとされ,評価者・被評価者の認識の共有,複数の評価者による評価の標準化等のメリットがあります。

教学IR(インスティテューショナル・リサーチ)
IRとは,機関の計画立案,政策形成,意思決定を支援するための情報を提供する目的で機関の内部で行われる調査・研究で,その所掌範囲も財務・管理から学生・教育まで大学教育全体にわたっています。教学IRは,教育に関する諸課題について調査・研究し,その成果を教育活動の改善に活かすものです。

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